最近の本②
ひすいこたろうさんと滝本洋平さんの軽妙な文で綴られる、ビッグネーム達の軌跡。カーネル・サンダースさんの偉業は、愛から生まれた。貧乏だった時代から寄付やボランティアを続ける傍ら、自ら経営するガソリンスタンドが潰れたりカフェレストランが火事になったりと、何故か不運が連続した。でも、「人のためにお金を使い続けてきた男」の人生90年の最後には、そのレシピが世界48ヵ国へ広がっていたという。わたしも大好きなフライドチキンです。
「神様と人々に喜んでいただきたい。この思いがいつもカーネルの原点でした。やり方以上に問われるのは、あり方であり、動機です。動機に愛があれば、ラストシーンも愛です。愛には愛しか辿りつかないからです。」本文131pより
きっと、いつも心を熱くワクワクされていたんだろうなぁと思う。